開放から使える大口径レンズを高感度に強いα7RIIにつければ夜の街でも昼間のように撮影できる。
α7RII + SEL35F14Z ISO100 F1.4 1/30
α7RII + SEL35F14Z ISO100 F1.4 1/80
撮影データとしてはISO100だがLightroomでRAW現像時にかなり増感している。このカメラのRAW画像は調整範囲が広いので、本来ならば撮影時に感度を上げるべきところをつい横着してしまう。撮影時に感度を上げておけば右のランドマークタワーもしっかり写せただろう(現像時の調整では無理だった)。
α7RII + SEL35F14Z ISO125 F1.4 1/30
画角は広角レンズというより標準レンズに近い印象。被写体と構図によっては広角レンズ感も出る。
α7RII + SEL35F14Z ISO500 F2.0 1/30 LR現像時+3.00EV
α7RII + SEL35F14Z ISO100 F1.4 1/100
α7RII + SEL35F14Z ISO100 F1.4 1/80
30cmまで寄れるのでボケは作りやすい。もちろん焦点距離35mmなのでそんなに派手にボケてはくれないが。
α7RII + SEL35F14Z ISO200 F1.4 1/30 LR現像時+1.80EV
クリスマスの装飾が施された馬車道十番館。
α7RII + SEL35F14Z ISO320 F1.4 1/30
これも馬車道近辺の裏路地。
α7RII + SEL35F14Z ISO100 F1.4 1/30
α7RII + SEL35F14Z ISO3200 F1.4 1/30
このレンズとα7RIIだと夜の猫も撮影できる。夜は瞳孔が開いているのでよりかわいらしく写せる。
画素数が多いのでトリミングしても画質劣化を感じさせない。4000万画素クラスのカメラではこの「デジタルズーム」が大変有効なので、単焦点レンズの制約をそれほど感じずに撮影できる。気分的には35-70mmの2倍ズームレンズを使っている感じ。
まあしかし巨大なレンズなので、カメラに興味ない人がこれを見てズームできないと知ったら驚くだろう。
フィルター径は72mm。高額なレンズなのでプロテクトフィルターは付けておきたいところ。しかし今回の夜景撮影のように光源が入ってくる状況だとゴースト発生の原因にもなるので最高の撮影結果を求める人にはオススメしない。
私は以前安いプロテクトフィルターでテストしたところ明らかな違いを感じたため付けていない。反射がしっかり抑えられているフィルターの場合はまた違うかもしれない。