↑この写真を4機種同じ条件で撮影した結果を比較する。写真はRAW記録したものをLightroomでホワイトバランスのみ調整後にJPEG出力した。
前回比較した時と同様それぞれの写真の解像度を統一する。今回は最も高感度性能の高いα7S2に合わせ他の機種の解像度を下げる。
α7SIIの長辺は4240ピクセルだが、α1と7RIIをその大きさにすると被写体がほんの僅かに小さくなってしまうため、4280ピクセルにリサイズしている。α9は4240ピクセルで問題なかった。
原因はセンサーの面積の違い。α1と7RIIは35.9x24.0mmであるのに対して、α7SIIと9は35.6x23.8mmと少し小さい。センサー面積が小さくなればその分だけ画角も狭くなるというわけだ。
前回同様中央部のみ拡大してピクセル等倍画質での比較を行う。下の画像は比較対象が2秒ごとに入れ替わるアニメーションGIF。
見比べてみるとやはり7SIIは一つ抜けている。カメラマウントに刻まれている数字がはっきり読み取れるのは7SIIだけである。一番厳しいのは9で、1と7RIIに関しては7RIIの方が僅かに良好に見える。
7S2だけ少し明るく写っているが撮影時の露出設定はすべて同じ。
α1のISO50-ISO102400を比較したGIFアニメも載せておく。
縮小写真では変化がよく分からないかもしれないので等倍画像もアップする。
縮小画像で分からないということはウェブ用途なら最高感度のISO102400でも問題なく使えるということ。