Carl Zeiss Jena Sonnar 1:2 f=8.5cm をデジカメで使う その2

前々回の記事に続き、戦前ツァイスの85mmゾナーで撮影した写真を紹介したい。

写りとは関係ないがこのレンズ、見た目がかっこいい。そして重い。のちにアルミ鏡筒となり軽量化されるが工芸品として見るとこちらの方が魅力的だ。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/2000

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/2000

コーティングのない時代のレンズだからフレアが生じることも多いが条件が整うとコントラストの高い写りを見せてくれる。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm,  ISO100, F2.8, 1/80

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2.8, 1/80

とはいえ現代レンズのようにカリカリに写るわけではない。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/1600

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/1600

例えばこの写真。ぱっと見コントラストが高く見えるが拡大してみると、

中央拡大

中央拡大

意外と甘い。レンズ性能の話で「コントラストは高いけど解像力はそこまで高くない」という表現を聞くことがある。このレンズはそれにあたるのかもしれない。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm,  ISO100, F4, 1/200

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F4, 1/200

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm,  ISO100, F2, 1/1000

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/1000

画が白むのはフレアの影響もあるが露出オーバー気味に撮っているせいでもある。その方がこのレンズを活かせるような気がした。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F4, 1/125

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F4, 1/125

ピント部拡大

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α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F,2 1/4000

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/4000

中央拡大 絞り値F2

中央拡大 絞り値F2

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F,4 1/1250

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F4, 1/1250

中央拡大 絞り値F4

中央拡大 絞り値F4

絞ると像が良好になるもののその差は大きくない。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO125, F5.6, 1/125

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO125, F5.6, 1/125

マークイズみなとみらいの外廊下から。写真好きが思わずカメラを構えたくなる魅力的な構造物。レンズに歪曲収差はなさそうだ。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm,  ISO100, F値不明, 1/160

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F値不明, 1/160

いや、わずかに糸巻か。

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/400

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F2, 1/400

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm,  ISO100, F8, 1/640

α1+CarlZeissJena Sonnar 8.5cm, ISO100, F8, 1/640

オールドレンズを使うたび、今でも通用するその性能に驚かされる。

次はこの組み合わせで使ってみたい。