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TAMRON 103A 80-210mm F/3.8-4 カビレンズで撮る

タムロンアダプトールマウントの望遠ズームレンズ。1981年発売。

回さないでズームできる直進式。

実際使ってみると直進ズームは快適である。手首をひねる動作は意外と負荷が大きいのかもしれない。なおズームは回さないでできるがピント合わせは回す必要がある。

最短撮影距離: 0.9m  フィルター径 : 58mm  重さ: 634g  最大径X全長: 65mmx142.2mm

この時代のレンズはシグマもそうだが文字にデザイン性を感じる。

正面はそっけない。

 

ヤフオクで入手したジャンク品だから当たり前のようにカビがいる。これは前群の絞り付近にあるレンズ。大したことはない。曇ってなければ大丈夫だ。

十分透明である。

マウントアダプター経由でα1に装着して撮影してみる。

↑多分80mm側で撮った写真。覚えてないが歪曲具合から推測して。

↓こちらは210mmだったと思う。

 

色収差はそのまま。RAW現像時に消していない。

210mm

ほとんどの写真で絞りは開放。

↑これは多分80mmに近い方で撮ったと思う。なかなかいいボケ具合だ。左の石が傾いているのはレンズの歪みのせいではなく現実。

210mm

フォッフォッフォ

逆光でも大丈夫。

↓ほぼ最短まで寄っての撮影。

二段絞ってF8、 210mm

F22くらい、 210mm

黄色と水色の配色はとても清々しい。

歪曲収差

80mm

ズーム真ん中

210mm

広角端は樽型、望遠端は糸巻型歪曲、中域はまっすぐ。

 

 

現在でも十分に使える良いレンズだ。