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ヘリコイド内蔵マウントアダプターでケラレ

エキザクタマウントの135mmF2.8望遠レンズをexakta-leicaM、leicaM-sonyEの二段重ねでαに装着して撮影していた時に、leicaM-sonyEのヘリコイド内蔵マウントアダプターにちょっとした問題があることに気付いた。

四隅がケラレてしまう。ヘリコイドのない固定式のアダプターに替えると、

消える。私が使っていて問題に気付いたのはシュタインハイルのこのレンズ

の時だけで、他のレンズで気になったことはなかった。

マウントアダプターを並べて比べてみると内径に違いがあることに気付いた。

左側がヘリコイド内蔵で接写が可能になるタイプのマウントアダプター。右側は固定式。見ての通りヘリコイドを内蔵するせいか、固定式に比べて内径が小さなっている。冒頭の写真のケラレはこれが原因と思われる。

私はヘリコイド式が好きで大抵これを使っていたのだが、こういう事例があると今後の使用を考えてしまう。ちなみに比較で使用したアダプターはいずれもイーベイで購入した中国製品だが、中国製だからという話ではない。

コシナフォクトレンダーの日本製ヘリコイドアダプターも固定式に比べると、やはり内径が小さい。

フレアカットまで考えるとレイコールタイプがよさそう。

なお今回の話はマウントアダプターを二段重ねで使う特殊な場合の話で、普通にMマウントレンズをαで使う場合の話ではないことをご留意ください。