以前、朝日新聞の聞蔵ビジュアルというデータベースで昔の新聞が検索、表示できたので時々明治時代や戦時中の新聞を読んでいた(図書館からアクセスできた)。今はクロスサーチという名称になっている。
1945年4月の新聞には相次ぐ全機特攻という見出しの記事があって、当時の読者はこれをどんな気持ちで読んでいたのだろうかと考えたりした。また、ドイツの降伏やムッソリーニの殺害が報じられていて驚いた。報道規制されて国民には正しい情報が伝わっていなかったと聞いていたから、このあたりのことも隠されていたと思っていた。国の根こそぎ動員政策に批判的な論調の社説が載っていたりと想像と違う点も多く、やはり実際に見てみないと分からないことがあると感じた。もちろん戦意高揚を企図した記事はたくさん並んでいるし、情報が歪められていたことに間違いはないが。
日東紅茶や救心といった馴染みある商品の広告も紙面に載っていて、敗戦間近の局面でも日々の営みはあったのだなと当たり前のことかもしれないが感じた。