
カメラが被写体の明るさを判断して「適切な」写真になるようにシャッター速度や感度の組み合わせを調整してくれる機能を自動露出と言う。
「この明るさの被写体を撮影するなら、シャッター速度は1/125秒で感度はISO100でF値は2が適切だね」
とカメラが判断してくれる。カメラさんが「適切」と判断した組み合わせのことを標準露出と呼ぶ。
最初の写真はその判断に異を唱えた私が「プラス補正」した結果である。
カメラの言うがままに撮ると↓こうなる。

この方が色も細部の描写もきちんと残っているので教科書的には正しい設定と言える。
一枚目の写真は布地のドレープが消えていたりと細部の描写が飛んでしまっているからカメラさん的には誤りなのだ。
しかし細部が飛んだとしても明るく写した写真の方が清涼感があって今風な感じになるのではないだろうか。
一枚目の方が「〜映え」する写真だろう。


1枚目がプラス補正した写真で2枚目が標準露出。
露出補正のやり方は過去に紹介した記事があるので参考にしてください。


〜映えの感覚からするとカメラの標準露出はちょっと暗い気がする。
白飛び前提の自動露出がデフォルトになっているカメラがあっても……だめかな?
王道を歩んでいるカメラメーカーに求めるのは無茶だろうが、カラバリ展開などでポップ路線を突き進んでいた頃のペンタックスがこういう機能を実装していたら、などと空想してしまう。


露出補正できると言っても実際は面倒だったり、あるいはプラス2という補正上限値に回すのを躊躇してしまうというのもありそうだし。標準からあまり動かしたくないという心理はありますよね。