
α1で撮影している感覚のままRX1RIIIを使っていたら、この写真のように被写体が歪んでしまうことが数回あった。
建物が傾いているわけではない。実際は真っ直ぐ建っている。

電子シャッターでよく問題になる「ローリングシャッター歪み」だ。
https://digitalcamera-support-ja.fujifilm.com/digitalcamerapcdetail?aid=000008231
シャッターを押した後すぐにカメラを動かすとこの現象が生じる。
α1は高速読み出しが売りのカメラで、この問題が解消されていたから私のいい加減な撮り方でも大丈夫だったが、RX1RIIIはα1より画素数が多く不利ということもあり、ややシビアである。
慎重に撮影するよう心掛ければ遭遇しないで済む問題ではあるが、カメラの設定をメカシャッター使用に変更して抜本的な解決を図った。歪みは電子シャッター特有の現象だから機械シャッターを使えば回避できる。

メカシャッターのデメリットはシャッター速度の高速側が不足することと、シャッター音が出ることだが、RX1RIIIのシャッター音は室内でもかすかに聞こえるくらいの音量で、屋外なら無音と言っていいレベル。高速の上限も絞り開放で1/2000秒だからまあ十分と言える。厳密に言うと、絞り開放での1/2000秒は白飛びする場面も出てくるが、RAWで撮影しておいて現像時にマイナス補正すれば救済できる感じなので私としては問題ない。
メカシャッターにしてからは歪み問題から解放されてラフな撮影スタイルで続けられている。

神社に住み着く猫。水が出るのを待っているのか散水用のホース脇でくつろいでいた。

絞り開放での解像力も十分。

猫撮影の後、賽銭箱に撮影料を納めてきた。