fortia’s レビュー

カメラと猫と音楽と骨董品

野球とテレビとネット

テレビで毎日プロ野球が放送されていた子供の頃、友達との会話で野球の話は必須だった。野球と芸能人の話。これについていけないとだめだった。つまりテレビを見ていないとやっていけなかった。

うちは民放のお笑いバラエティー的な番組がだめな雰囲気の家で、あれこれ見られなかったから友人らの間で繰り広げられる芸能人の話についていけず困った。見たかったわけではないものの話題についていけないのは社会的地位の低下に繋がるので良くなかった。そういう意味で野球放送には救われた。

野球自体も好きである。中学生の頃は学校の昼休みにいつも友達とグラウンドで三角ベースに興じていたし、割と最近までバッティングセンターにも行っていた。…数年前、ストラックアウトをやったら球速が最高でも80km/hしか出ず、店の人に「最近は小学生でも80キロ投げるよ」と言われ、ムキになって投げていたら肩を痛めた。今も違和感が残る。

 

WBCがネット配信のみになったと知り、今の子供達はテレビを見なくても会話に困らず済むのかなと思った。それともテレビがyoutubeチャンネルに置き換わるだけだろうか。youtubeのオススメ動画群を見ていると、そんな気がしないでもない。

ツイッターが流行り出した頃「これは広い世界で閉じた環境を作れる革命的なツールだ」と興奮した。しかし、いつの間にか不要な情報を次々投げつけてくるマシン的な何かに変わっていた。

以前は十把一絡げにネットを悪く言う意見に対して「自分の見ている範囲が悪いだけだろう」と反論できたが、今はできないかもしれない。自分の見る範囲が悪くなっただけなのだろうか。

その点ブログは取り残されたメディア感があって安心できる。