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SEL85F18 FE 85mm F1.8

α7RII (ILCE-7RM2) FE85mmF1.8 (SEL85F18)

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ソニーストアで購入。一週間くらい前に注文し、在庫も問題ないようだから発売日に届くだろうと思っていたら配送業者のところでつまづき一日遅れでの入手。

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長さ82mm、重さ370gと扱いやすいサイズ。

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フードを付けてもこの程度。

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とりあえず開放で遠景の解像チェック。

↓中央付近ピクセル等倍

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↓右上ピクセル等倍

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↓左下ピクセル等倍

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中央から周辺まで開放からしっかり写るレンズだと思う(この個体は右側が僅かに流れているようだが、このくらいは仕方ないだろう)。

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絞り開放で猫を撮影。開放とは思えないほどシャープに写る。下はピントの合った部分をピクセル等倍で切り出した画像。

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f:id:fortia:20170326162213j:plainα7RII SEL85F18 ISO125 f/1.8 1/250

f:id:fortia:20170326153447j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/1.8 1/1250

被写界深度が浅いため遠景を切り取った時もボケる。遠景の撮影でアウトフォーカスが輪郭を残したまま柔らかくボケてくれると何気ない風景が雰囲気のある写真になることも多いので、被写界深度の浅さはそれだけでありがたい。それにこのレンズは開放からシャープに写るので躊躇なく絞りを開けられる。

f:id:fortia:20170326160147j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/2.0 1/250

 

f:id:fortia:20170326155718j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/1.8 1/8000

開放だと周辺が渦巻く。絞れば解消されるが私はあまり気にしないので積極的に絞りを開けて撮影していた。

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玉ボケの内側はすっきりしている。

 

f:id:fortia:20170326160430j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/2.8 1/200

f:id:fortia:20170326160733j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/9.0 1/250

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↑上の写真を拡大したもの。F9でもボケはそれほど角張らない。F5くらいまではほぼ円形。

f:id:fortia:20170326203632j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/3.2 1/800

 

f:id:fortia:20170331002934j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/3.5 1/640

 

f:id:fortia:20170331003311j:plainα7RII SEL85F18 ISO100 f/3.5 1/400

 

f:id:fortia:20170326163757j:plainα7RII SEL85F18 ISO125 f/4.0 1/250

オートフォーカスは静かでそこそこ速い。インナーフォーカスのためFE50mmF1.8のようにフォーカスを合わせる際にレンズが繰り出すこともない。

f:id:fortia:20170326164011j:plainα7RII SEL85F18 ISO125 f/6.3 1/400 トリミングあり

人に慣れたカモメくらいなら十分撮れる。まあカメラを向けると目線をくれるようなやつでオートフォーカスの精度は語れないだろうか。

85mmのレンズを購入しようとした時、多くの場合F1.4クラスとF2クラスの選択肢があるが、往々にしてF1.4クラスは巨大なので買ったはいいものの持ち出す機会がないなんてことになりかねない。その点、F1.8のこのレンズはそれほど重くもなくα7に装着した時のバランスも良いので、現実的に考えるとこれが正解かなと個人的には思う。

 

FE 28mm F2 SEL28F20 SONY

FE28mmF2 (SEL28F20) α7RII (ILCE-7RM2) α7SII (ILCE-7SM2)

f:id:fortia:20170227013017j:plainα7S + FE28mmF2  F2.2  1/60  ISO640

当時まだ高額なレンズしかなかったFEマウントに突如救世主のように現れた廉価版レンズ。だったような記憶があるが、改めて価格を見ると5万円近いので間違っても廉価版ではない。当時はツァイスブランドの55mmF1.8が9万、35mmF2.8が7万、という値付けだったからその落差に驚いた、ということだろう。

実際28mmF2のスペックでありながら200gという軽さを実現しているこのレンズはツァイスブランドの価格帯で出てきても何らおかしくない性能を有している。

開放で撮っても中心部はもちろん周辺も乱れることなく解像する。

f:id:fortia:20170228015632j:plainα7RII + FE28mmF2  F2  1/5000  ISO100

上の写真の中央部をピクセル等倍で切り出したものが次。

f:id:fortia:20170228015758j:plain

完全に解像している。次は左。

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次は右。

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ソフトウェア補正無しだとやはり周辺光量は不足気味になるが、解像力は端の方でもそれほど低下しないし片ボケもないしで大変優秀。4000万画素の等倍画像、しかも絞り開放でこれだけ写っていれば十分すぎるだろう。ツァイスブランドで販売されているレンズ群より優れているんじゃないかという気さえしてくる。

 発売された当時からこのレンズの欠点として頻繁に言及されていると思うが、ソフトウェア補正を適用しないと歪曲収差が非常に目立つ。

f:id:fortia:20170227014222j:plainα7SII + FE28mmF2  F2.0  1/15  ISO160 Lens Correction ON

これは補正された状態。補正をオフにすると…

f:id:fortia:20170227014350j:plainα7SII + FE28mmF2  F2.0  1/15  ISO160 Lens Correction OFF

見事なまでの樽型。そこそこ値の張る単焦点レンズでここまでの歪曲は珍しかったため、あげつらわれてしまったのも仕方ないかもしれない。

しかしデジタル補正でまっすぐになるわけだし、歪曲が残っている方が被写体によっては好ましいこともあるので、そう気にすることでもないと思う。

f:id:fortia:20170227012440j:plainα7S + FE28mmF2  F5.6  1/60  ISO3200

↑こういう写真では歪曲は気にならない、というかむしろ地平線が軽く弧を描いている方が景色の広がりを感じられて良いのではないか。

歪曲が補正されると周辺が引き延ばされてしまうので被写体の選び方によっては不自然になってしまうこともある。

光学補正されているレンズではデジタル補正による周辺画質の劣化を心配する必要はないが、自然な歪曲を活かした写真を撮ることもできない。そう考えると歪曲が残っているこのレンズは「歪みのある写真と歪みない写真の両方が撮れる」お得なレンズと言えなくもない。

f:id:fortia:20170227020049j:plainα7RII + FE28mmF2  F2.0  1/500  ISO100

ボケはとてもなだらかで背景がざわつくようなこともない。こういうところが広角レンズっぽくなくて良い。

f:id:fortia:20170227020231j:plainα7RII + FE28mmF2  F2.0  1/2000  ISO100

F2と明るいのでα7sIIと組み合わせると手持ちで星空も撮影できる。

f:id:fortia:20170317225236j:plainα7SII + FE28mmF2  F2.0  1/6  ISO12800

f:id:fortia:20170317225758j:plainα7SII + FE28mmF2  F2.0  1/10  ISO12800

f:id:fortia:20170317225825j:plainα7SII + FE28mmF2  F2.2  1/10  ISO12800

これ一本あれば何でも撮れる、と言うと言いすぎだが、かなり広い範囲をカバーできるのでとりあえず付けておく一本としておすすめ。

 

 

Distagon T* FE 35mmF1.4ZAとSigma35mmF1.4Artの比較

FE35mmF1.4ZA(SEL35F14Z)Distagon SIGMA 35mmF1.4DG HSM α7RII (ILCE-7RM2)

同じスペックなのでどちらにするか迷う人も多いだろう。

とりあえず大きさ比較。シグマレンズはLA-EA3経由で装着。

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シグマの方が少し長い。重さはシグマがアダプター込みで770gに対し、ソニーが630gと大分軽いようだが、どちらも長く扱いづらいので実際に使ってみると両者ともに「重い」という印象。まあ軽さを求めるレンズではないのでそこはそれほど気にならない。

 

遠方の被写体における解像力の比較  resolution

まずは遠景に対する解像力の違いから見てみたい。

f:id:fortia:20170125003647j:plainα7RII + Distagon FE 35mmF1.4  F1.4  1/2500  ISO100

f:id:fortia:20170125010629j:plainα7RII + ART 35mmF1.4  F1.4  1/1600  ISO100

絞り優先オートで撮ったらシャッタースピードに差が出てしまった。ディスタゴンの方が光の透過量が僅かに多いのだろうか。なおホワイトバランスは同じ設定にして現像。

まずは画像左上隅をピクセル等倍にて比較。

f:id:fortia:20170213140324j:plainDistagon FE 35mmF1.4

f:id:fortia:20170213140420j:plainART 35mmF1.4 

Lightroomで現像したためFE35はレンズ内蔵プロファイルにより色収差の自動補正が掛かってしまっている。

次は中央部分。

f:id:fortia:20170213140632j:plainDistagon FE 35mmF1.4

f:id:fortia:20170213140649j:plainART 35mmF1.4 

最後に右下隅。

f:id:fortia:20170213140728j:plainDistagon FE 35mmF1.4 

f:id:fortia:20170213140745j:plainART 35mmF1.4

中央はどちらもシャープに写るが、隅の解像はFE35の方が良い。ただ、広角レンズの周辺描写は個体差が結構あるので、もしかしたらもっと隅の描写に優れたART35もあるかもしれない。一応、両レンズともサービスセンターに出して正常との回答は得ている(FE35は購入当初やや片ボケ気味だったので修理してもらった)。

「中央はどちらもシャープ」と書いたが、何枚か撮影したのを見比べてみると、ほんの少しだけシグマの方が鋭いかもしれない。いずれにしろ4000万画素のピクセル等倍を見比べての話なので、ほとんどの人にとってはどうでもいいレベルの話だ。こういうユーザーがいるとメーカーも迷惑だろうなといつも心が痛むが、まあ価格が価格なので許してもらいたい。

ちなみにレンズの修理では「ここを直してもらったらこっちの描写が怪しくなった」ということが普通にあるので、規定範囲内で実用上問題なければ気にせず使った方がいい。

逆光条件での比較  against the light

実際に両方使ってみると「細かいこと言わなければ価格差考えてシグマで十分かなあ」という気になってくるが、逆光条件での差を目の当たりにするとディスタゴン、やはり高いだけあるなと思い直す。

f:id:fortia:20170213145650j:plainα7RII + Distagon FE 35mmF1.4  F1.4  1/4000  ISO100

f:id:fortia:20170213150033j:plainα7RII + ART 35mmF1.4  F1.4  1/4000  ISO100

フレアやゴーストが必ずしも悪いわけではない(場合によっては効果的だ)が、やはり逆光の厳しい条件下でもコントラストが低下しないレンズは頼もしい。

両者の逆光条件での差は顕著で、違いはこの一枚にたまたま現れただけではなく他の写真でも同様に見られた。

ただ、これをもってシグマのART35が逆光に弱いとは言えない。FE35は直接ボディに装着されているがART35はLA-EA3を介している。アダプター内での反射の影響は当然考えられる。ART35は一眼レフ用に設計されたレンズなので、フェアな比較を行うためにはAマウント機で試さなければならない。ここで言えるのはあくまで「ミラーレスのα7シリーズで使うことを考えた場合にはFE35mmF1.4の方が逆光に強い」ということ。

 

歪曲収差  distortion

f:id:fortia:20170213151910j:plainα7RII + Distagon FE 35mmF1.4  F1.4  1/2000  ISO100

f:id:fortia:20170213151959j:plainα7RII + ART 35mmF1.4  F1.4  1/2000  ISO100

どちらも弱い樽型。シグマの方がややよく補正されている。

なお上記写真にLightroomのレンズプロファイルを適用すると、次のようになる。

f:id:fortia:20170213152617j:plainα7RII + Distagon FE 35mmF1.4 lens profile applied

f:id:fortia:20170213152817j:plainα7RII + ART 35mmF1.4  lens profile applied

このようにソフトウェアで補正してしまえばどちらも歪曲を気にせず使える。

 

ボケ  Bokeh

普段からボケの形についてあまり意識していないこともあり、どちらのボケが汚いだとか感じたことはなかった。どちらもきれいにボケる。

f:id:fortia:20170213164106j:plainα7RII + Distagon FE 35mmF1.4  F1.4  1/4000  ISO100

f:id:fortia:20170213164202j:plainα7RII + ART 35mmF1.4  F1.4  1/3200  ISO100

シグマのレンズはシャープだけどボケがいまいち、という意見を目にすることもあるが、少なくともART35mmF1.4に関してはそういうことはなく、ボケもきれいなのではないかと思う。

ボケの話から離れるがこの写真でピントを合わせた中心部分をピクセル等倍で切り出すと、

f:id:fortia:20170213164816j:plainDistagon FE 35mmF1.4

f:id:fortia:20170213164918j:plainART 35mmF1.4

こんな感じで、シグマの方がほんの僅かにシャープ。

次はF4での比較。

f:id:fortia:20170213165149j:plainα7RII + Distagon FE 35mmF1.4  F4  1/125  ISO100

 

f:id:fortia:20170213165223j:plainα7RII + ART 35mmF1.4  F4  1/125  ISO100

 ボケに関しては大差ないと言えそう。次の画像は上記写真の一部を切り出したもの。

f:id:fortia:20170213170440j:plainDistagon FE 35mmF1.4 F4 f:id:fortia:20170213170531j:plainART 35mmF1.4 F4 

 玉ボケの内側はシグマの方がすっきりしている。

 

オートフォーカス  auto focus

これは明らかにFE35の方が速いし正確。

 

結論としてはどちらを使っても満足できると思うのであとはお金の問題と自分が何を優先するのかという点だけだろう。「逆光でもコントラストの高い写真が撮りたい」「AFの正確さは絶対に外せない」ということならFE35だし、そこを求めないならART35でも十分。

まあアダプター経由というのは色々不安な要素もあるし純正の方が何かと安心なので、お金に余裕があればFE35mmF1.4にしておくべきだが、ART35mmF1.4が優秀かつ相対的に安価なのでなかなか悩ましい。

 

 

 

Carl Zeiss Jena Sonnar 5cm F2 pre-war

CarlZeissJena Sonnar5cmF2 α7RII (ILCE-7RM2)

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α7にソニーゾナーではなくカールツァイスゾナーを装着。戦前に製造されていた沈胴タイプの50mmF2。沈胴させると次のようになる。

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シリアルナンバーから1937年に製造されたものと思われる。このタイプはまだレンズにコーティングが施されていない。

レンズ内にゴミや曇り、前玉表面にはスレが見られるなど、長い年月を経過しているだけあって状態は良くない。しかしこういうレンズには性能を求めているわけではないので、外観がそこそこきれいでとりあえず像をしっかり結びさえすればそれで良い。

f:id:fortia:20170129163249j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2.8, 1/1600, ISO100

コーティングがないせいか曇っているせいか、常にフレアが生じ柔らかい雰囲気の写真になる。しかしピントを合わせた部分はしっかり解像しているので性能が出ていないという印象はない。むしろこれだけ古いレンズなのに意外と普通に写るものだなと感心する。

f:id:fortia:20170129164234j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/2000, ISO100

逆光には大変弱いレンズだが、角度を選んで撮影すれば何とかなる。

f:id:fortia:20170129165111j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/2000, ISO100

f:id:fortia:20170129165337j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/4000, ISO100

f:id:fortia:20170129165542j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F4, 1/1600, ISO100

f:id:fortia:20170129165635j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/1600, ISO100

f:id:fortia:20170129170656j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/6400, ISO100

周辺の描写は乱れるがパッと見て分かるほどではないし減光もそれほどない。

f:id:fortia:20170129170909j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2-4?, 1/1250, ISO100

歪曲に関しても撮影していて気になることはなかった。

f:id:fortia:20170129171717j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/160, ISO100

f:id:fortia:20170129171920j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/160, ISO100

ボケもきれいで背景がうるさくなることもない。

f:id:fortia:20170129172247j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/1000, ISO100

フレアが出るレンズを付けていると輝度差の大きい被写体を探してしまう。

f:id:fortia:20170129173339j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/30, ISO160

f:id:fortia:20170129173716j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/30, ISO160

f:id:fortia:20170129174515j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/200, ISO100

f:id:fortia:20170129174235j:plainA7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/30, ISO100

HELIAR-HYPER WIDE 10mm EマウントとVMマウントの写りの違い

HELIAR-HYPER WIDE 10mmF5.6 Voigtlander (フォクトレンダー) α7RII (ILCE-7RM2)

ヘリアー10mmにはEマウント版とVMマウント版が用意されている。ソニーEマウントカメラはアダプターを介してMマウントレンズも装着できるので、ソニーユーザーの中にはどちらを購入するか迷う人もいると思う。価格差は現在3万円くらいで、結構大きい。

公式ページEマウント版10mmの項には『ソニーEマウントセンサーに最適化された光学設計を採用』と書いてあるので、きっと写りが微妙に改善されてるんだろうなと推測できるわけだが、仮にその差が決定的でなければVM版を選択することも十分視野に入ってくるのではないか。

というわけで、すでにEマウント版を所持しているにもかかわらず好奇心からVMマウント版を追加購入して比較してみた。

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左がEマウント版、右がVMマウント版

VMマウント版の方がややスリムに見える。それから絞りリングの回転方向が逆。

肝心の写りはどうだろうか。まずはEマウント版。

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α7RII + E10mm    ISO100  F5.6  1/200

次にVMマウント版

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α7RII + VM10mm    ISO100  F5.6  1/200

 左上隅を拡大する。まずEマウント。

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次にVMマウント。

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おー、ずいぶん明るさが違うなあ、それにEマウント版は紫の縁取りが少なくなってる、やっぱり最適化されてる分、周辺描写が良好なのかー。

と当初はその違いに驚きブログを書き始めたのだが「ここまで差が明確なのも妙だな」と疑いを持ち、やがて大変な過ちを犯していたことに気付く。

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Eマウント版のレンズは補正プロファイルを内蔵していて現像ソフトが勝手に収差を補正していたのだ。一方だけ色収差補正していたらそりゃ違いが出て当然ですね。

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で、これを無効にして現像しようとしたのだが、できない…

Lightroom特有の挙動かと思い、他のソフトでも試してみたがソニー純正のImage Data Converterを使用しても自動適用を解除できないし、RawTherapeeを使ってみてもやはり適用されてしまう 。

仕方がないのでレンズの電子接点部分にテープを貼って撮影し直した。

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これでEマウント版のレンズ情報がカメラに伝わらなくなったのでVM版と同じ条件で現像できる。

その結果、次のようになった。まずはEマウント版。

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α7RII + E10mm    ISO100  F5.6  1/125

次はVMマウント版。

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α7RII + VM10mm    ISO100  F5.6  1/125

先ほどと同じように左上隅を拡大。Eマウント版から。

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次にVMマウント版。

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この写真だけでは確たることは言えないが、特に変わりはないかなという印象。

ただ、この写真にしても一つ前の写真にしても、なぜかEマウント版の方が画角がほんの僅かに広いのが気になる。三脚にカメラを設置し直す際にずれただけかもしれないが、動かさないようにかなり気を遣って作業していたので。

まあ、いずれにせよ写りにそれほど大きな差はなさそうなので、お金を掛けたくない場合はVM版を選ぶというのは十分ありなのではないかと思う。

 

 

10-18mm F4 OSS (SEL1018)をフルサイズで使うと

E10-18mmF4 OSS (SEL1018) α7s (ILCE-7S)

広角端と望遠端はケラれるが、12-14mm間はケラれないので使えるかも。

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10mm

f:id:fortia:20161128232530j:plain10-11mm

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11mm

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12mm

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13mm

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14mm

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15mm

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16mm

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17mm

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18mm

上記写真はSEL1018をα7sに装着して撮影。Lightroomのレンズ補正(歪曲補正を含む)を適用している。

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装着した際のバランスは良い。

 

 

FE50mmF1.8とFE55mmF1.8ZAの大きさ比較

FE50mmF1.8 Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

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並べて見るとそれほど差がないように見えるが、カメラに装着してみるとゾナーの長さがやや気になる。

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α7r2にSonnar 55mmを装着した状態

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こちらはFE50mm

装着した際の見た目のバランスはFE50mmの方が良いと感じる。重さもゾナーより軽いので取り回しも良い。

質感は明らかにゾナーの方が良い。写真で見るだけでは分からない点だが、やはり金属とプラスチックの差は大きい。とはいえFE50mmも安っぽいわけではない。

個人的にはレンズの性能もFE50mmで十分なので標準レンズはFE50でいいんじゃないかという気もするが、AFの音や速度の面で大きな差があるので総合的にはやはりゾナーかな。