TAMRON AF28-80mm 1:3.5-5.6 77D ジャンクで撮る

EOS Kissとタムロン28-80mm

EOS Kissとタムロン28-80mm

ジャンク棚を整理していたら出てきた標準ズーム付フィルムEOS。二、三年前に落札した一山1,000-2,000円くらいのジャンクカメラセットに入っていたもの。だと思う。別のカメラを目的に落札したと思うが実はよく覚えていない。ネットオークションでは時々信じられないような状態の品が信じられない梱包で届くことがあって、そういうショッキングな取引の後は防衛機制の働きで記憶が曖昧になりがちである。

撮影途上のフィルムが入っていた。ジャンクカメラではよくあることだ。世紀の瞬間あるいは持ち主の大切な思い出が記録されていたら……という思いが一瞬頭をよぎるものの、勝手に現像するのもあれなので感光させて動作確認用フィルムにしてしまう。

カメラは電池を入れたら普通に動く完全動作品だったが今回は使わない。今回の主役はタムロンレンズである。

TAMRON 77D

TAMRON 77D

1995年発売、98年製造終了。20年以上前のレンズということになる。後継の177Dは10年間製造を続けたのに対して77Dの製造期間は短い。

https://www.tamron.co.jp/data/af-lens/77d.htm

https://www.tamron.co.jp/data/af-lens/177d.htm

両者の仕様は同一に見える。外観を変えただけで性能に違いはないのだろうか。ちょっと気になる。いずれ177Dも入手して比べてみたい。(忘れているだけで既に入手済みかもしれない)

 

さてこのレンズ、状態はどうだろう。

前面外周に何かあるが、ぱっと見はきれいだ。

後ろから見ても特に問題は見当たらない。なお、マウントはプラスチック。

正面から強い光を当てると前面外周の曇りが鮮明になる。しかしこれは範囲も狭いし影響はなさそう。奥の方で青い光を反射しているレンズから怪しい気配を感じる。

後ろからLED光を当ててみる。

思った通り。

また貼り合わせ劣化だろうか。今回は分解していないので原因は分からない。

蛍光灯にかざした程度では見えない曇りだから写りにそれほど影響はないはず。ということで分解清掃しないまま試し撮りすることにした。

シグマのアダプターMC-11経由でαに装着。写真ではα9に装着しているが、実際の撮影はα7R2で行っている。

α7R2+MC-11+77D,  80mm, F5.6, 1/320, ISO100

α7R2+MC-11+77D  80mm, F5.6, 1/320, ISO100

ピクセル等倍、細かい所までよく写っている。

α7R2+MC-11+77D  80mm, F5.6, 1/250, ISO320

α7R2+MC-11+77D  49mm, F5.6, 1/250, ISO320

α7R2+MC-11+77D  28mm, F9.0, 1/250, ISO640

α7R2+MC-11+77D  28mm, F9.0, 1/250, ISO640

広角から望遠まで全域で拍子抜けするほどよく写る。

α7R2+MC-11+77D  30mm, F9.0, 1/250, ISO1000

α7R2+MC-11+77D  30mm, F9.0, 1/250, ISO1000

↑ちょっとしたゴーストが生じることはある。

中央部ピクセル等倍。十分解像している。

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右上部ピクセル等倍。さすがに四隅は厳しい。でも古いレンズにしては優秀だと思う。

α7R2+MC-11+77D  28mm, F10, 1/250, ISO200

α7R2+MC-11+77D  28mm, F10, 1/250, ISO200

逆光の条件が厳しすぎたか虹が出た。しかし画面全体が白んでしまうほどひどくなることは少ない。

α7R2+MC-11+77D  30mm, F3.5, 1/1250, ISO100

α7R2+MC-11+77D  30mm, F3.5, 1/1250, ISO100

 α7R2+MC-11+77D  28mm, F5.0, 1/400, ISO100

α7R2+MC-11+77D  28mm, F5.0, 1/400, ISO100

順光では非常に濃厚な写り。

 α7R2+MC-11+77D  28mm, F7.1, 1/250, ISO125

α7R2+MC-11+77D  28mm, F7.1, 1/250, ISO125

広角で樽型の歪曲がある。気になるほどではない。

 

 α7R2+MC-11+77D  80mm, F5.6, 1/250, ISO400

α7R2+MC-11+77D  80mm, F5.6, 1/250, ISO400

渋い飲食店が建ち並ぶ横浜関内の街。住所で言うと中区相生町あたり。

 α7R2+MC-11+77D  45mm, F5.6, 1/250, ISO5000

α7R2+MC-11+77D  45mm, F5.6, 1/250, ISO5000

 α7R2+MC-11+77D  54mm, F5.6, 1/250, ISO1250

α7R2+MC-11+77D  54mm, F5.6, 1/250, ISO1250

 α7R2+MC-11+77D  56mm, F5.6, 1/250, ISO400

α7R2+MC-11+77D  56mm, F5.6, 1/250, ISO400

性能の良いレンズだと感じた。このレンズを常用レンズにしても全然構わないくらい。曇りの影響も感じなかった。ジャンクらしさをまったく感じられなかったという点では残念だった。

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm 尾道2008年

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

前回の続きの写真。2008年の尾道。掲載する写真はすべてペンタックス6X7と120mmソフトレンズの組み合わせで撮影したもの。フィルムはプロビア100F。

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

前回も書いたが絞りはすべてF4-F5.6くらいで撮影している。↑この花の写真はボケに角が出ているから多分F5.6。

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120mmソフトレンズの絞り形状

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

傾きを修正。

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

フレアにより白んでいる。しかし画面上端にその影響を受けていない領域がある。フレアがこういう形になるのはミラーボックス内の反射が原因だろうか?

 

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

向島の兼吉バス待合所。

子供の頃に『ふたり』は見た記憶がある。『あした』は知らない。見てから行けば感慨深かったかもしれない。

COSINA AF MACRO 100mm F3.5 ジャンクで撮る

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いつも通りヤフオクで動作未確認の「ジャンク扱い」品を落札。箱も説明書も全部揃っていて見た目もきれいだったから行けるんじゃないかと思った。

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だめだった。

 

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前も後ろもぱっと見はきれいだったのだが。

後群に問題があった。これはゴムリングで簡単に外せる。

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レンズの裏表、どちらを拭いても消えない曇り。貼り合わせ面の劣化だ。レンズ部分だけ取り出せれば剥離して再接着できる可能性も残るが、このユニットは樹脂パーツと一体化しているため取り出せない。

しかしこのままだと↓こんな感じの写りでイマイチだからダメ元で溶剤に漬けた。

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その結果↓少し剥離が進んだ。この写真からはとても信じられないかもしれないが曇りが僅かながら改善している。

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これ以上手の施し用がないので、レンズを元に戻し撮影してみる。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mm,  ISO100, F7.1, 1/400

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO100, F7.1, 1/400

いきなり厳しい条件で。強烈な逆光だからレンズに曇りがなくても同じだったかもしれない。フレアが出た方が眩しさが伝わって写真としては良い場合もある。写りとしては悪くないと思う。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO400, F7.1, 1/250

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO400, F7.1, 1/250

順光では普通に写る。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO125, F3.2, 1/250

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO125, F3.2, 1/250

絞り開放で撮るとなぜかEXIFにF3.2と記録される。スペック上は開放F3.5のはずだが。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO640, F5, 1/250

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO640, F5, 1/250

ボケもきれいで良いんじゃないだろうか。あのひどい状態のレンズが組み込まれているとは思えない写り。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO5000, F14, 1/250

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO5000, F14, 1/250

絞ってもよし。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO250, F5, 1/250

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO250, F5, 1/250

逆光も条件によっては大丈夫そう。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO100, F3.5, 1/500

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO100, F3.5, 1/500

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO125, F7.1, 1/250

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO125, F7.1, 1/250

何も問題ないかというとさすがにそうはいかない。この写真の右上にあるボケを拡大してみると、

ちょっと気持ち悪い。

この現象と逆光に弱いこと以外は特に問題ない。もちろん最近のレンズのようにキレキレの描写ではないのだが、使えるか使えないかで言えば十分使える。

ちなみにこのレンズはハーフマクロで、等倍撮影するにはアダプターレンズを付ける必要がある。

α1 + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO400, F3,2, 1/400

α1 + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO400, F3.2, 1/400

アダプターなしだと↑こんな感じで、付けると↓こんな感じ。

α1 + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ+等倍アダプター, ISO8000, F13, 1/400

α1 + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ+等倍アダプター, ISO8000, F13, 1/400

違う場所の拡大だから少し分かりにくいか。

この手のアダプターは付けたり外したりが面倒でだんだん使わなくなる。

 

というわけでこのレンズ。後群に曇りがあっても清掃できないので購入の際はお気をつけください。

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO100, F6.3, 1/250

α7RII + LA-EA4 + COSINA100mmマクロ, ISO100, F6.3, 1/250

SMC PENTAX 67 SOFT 120mm F3.5

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

十数年前に尾道に行った時に撮影した写真。ペンタックスのロクナナとソフトレンズの組み合わせで撮影。私の一番好きなレンズ。夏の終わりのまだ暑い時期、これにデジタル一眼レフも持って歩いたので大変だった。

ロクナナと普通の一眼レフ

ロクナナと普通の一眼レフ

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

このレンズは開放で撮ると輪郭が溶けてしまう傾向があるので、それを避けるためにF4からF5.6の間くらいで撮影することが多かった。ここに掲載した写真も多分全部そのくらいで撮っている。それ以上に絞るとソフト効果がなくなってしまう。

ソフトレンズは輝度差の高い構図で使うと力を発揮する。冒頭の写真はこのレンズの特性をよく活かせた一枚だと思っている。

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

階段や坂道の風景が好きだった。

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

これは露出オーバーで失敗した写真。取り込み時のマイナス補正でごまかした。逆光に透けるひまわりの花びらにハロが生じ、背景の暗がりに浮かび上がる感じは狙い通り。多分。

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

写真の取り込みはライトボックスの上にフィルムを置いてデジタル一眼とマクロレンズで撮影する簡易的な手法で行った。

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm PROVIA100F

高台から尾道水道の写真を撮ろうと山を登っている途中で見つけた野良の子猫。小綺麗なので野良じゃなかったかもしれない。

この旅行で撮影した写真はたくさんあるのでまた機会を見つけて載せるつもり。

DSC-TX7 ジャンクカメラで撮る

DSC-TX7

オークションで落札した動作未確認のジャンクセットに入っていたDSC-TX7。結構人気のあったシリーズと記憶している。私はこれの少し前の機種TX1をよく使っていた。

ボコボコだ。

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液晶には保護シートが貼られているように見える。

剥がしてみると、

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一部コーティングを持っていかれてしまった。

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ソニーのデジカメでよくあったコーティング剥離。

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実用上問題はない。

なお動作未確認機だったが、電池を入れたら普通に動いた。

撮影してみると、

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ISO125, 4.43mm, F4.5, 1/1000, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

何かおかしい。

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ISO125, 17.7mm, F5.6, 1/640, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

ソフトフォーカスレンズみたいになっている。

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ISO125, 4.43mm, F6.3, 1/800, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

これは間違いなくどこかに曇りがある。レンズを覗いてみると、

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ぱっと見問題なさそうに見える。マクロレンズ(EF-M28mm)を使って拡大撮影してみる。

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シャッターまでは透明だ。

電源を入れるとシャッターが開く。

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原因はシャッターの後ろにあった。レンズの貼り合わせ劣化だろうか。センサー前のフィルター類に何か生じている可能性もあるか。何にせよこれだけ広範囲に曇りがあれば映像にかすみがかかるのも納得。

以下、この曇りカメラで撮った写真。

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ISO125, 4.43mm, F3.5, 1/200, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

f:id:fortia:20210821161311j:plain

ISO400, 17.7mm, F4.6, 1/100, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

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ISO400, 4.43mm, F3.5, 1/30, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

f:id:fortia:20210821162130j:plain

ISO125, 16.48mm, F4.5, 1/200, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

f:id:fortia:20210821162141j:plain

ISO125, 9.99mm, F4.5, 1/500, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

f:id:fortia:20210821162201j:plain

ISO125, 4.43mm, F4.5, 1/640, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

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ISO125, 9.99mm, F4.5, 1/500, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

f:id:fortia:20210821170046j:plain

ISO125, 17.7mm, F5.6, 1/250, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

f:id:fortia:20210821170336j:plain

ISO125, 10.9mm, F7.1, 1/500, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

まあソフトフォーカスレンズ搭載のカメラだと思えば。

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ISO400, 4.79mm, F3.5, 1/25, Vario-Tessar 3.5-4.5/4.43-17.7

 

SIGMA 20mmF1.8 EX DG 貼り合わせ劣化

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十年くらい前に中古屋で購入したレンズ。広角レンズはコシナのワイドヘリアーシリーズを使うことが多かったので使用機会は多くなかった。売却するにあたって状態を調べていたら異常を見つけた。

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一見透き通っているように見えるが強い光を当てて観察すると、

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後ろから二番目あたりのレンズに曇り。

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拡大すると無数のつぶつぶが。多分、貼り合わせ面剥離によって生じた気泡だと思う。後ろから二群目のレンズが貼り合わせになっていることはシグマのサイトに掲載されているレンズ構成図から確認できる。

購入時からあったのか、この十年の間に生じたものかは不明。購入時に撮影した写真と最近撮影した写真を比べてみても描写に変わりはない。分解してレンズを取り出せたとしても剥がして再接着は難しいからこのままにしておく。

 

性能に関してはやはり最近のレンズのようにはいかない。中央部は開放でもそこそこ写るが周辺は厳しい。なお、これは最近撮影したもの。

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α7RII + Sigma20mmF1.8 EX DG

F4まで絞ると中央部はキリッとするが周辺はまだ厳しい。

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F8まで絞れば周辺も何とか。

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以下は十年前に撮影した写真。カメラはEOS5D2。

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EOS5Dmark2 + 20mmF1.8, ISO1600, F2.0, 1/15

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EOS5Dmark2 + 20mmF1.8, ISO400, F2.0, 1/20

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EOS5Dmark2 + 20mmF1.8, ISO1600, F2.0, 1/15

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EOS5Dmark2 + 20mmF1.8, ISO1600, F2.0, 28秒

20年近く前の古いレンズなので今になって使用する人もあまりいないとは思う。

開放からキレる最近のレンズに飽きてしまった人は遊びで使ってみるとおもしろいかもしれない。

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写真のカメラは初代5D。

 

銀のC-5060

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先日オークションで面白いカメラを見つけた。映像が出ない故障品ということだったが珍品の予感がしたので落札した。

オリンパスキャメディアシリーズのコンパクトデジカメC-5060 Wide Zoomのシルバーモデルである。2003年発売のオールドデジカメ。ほぼ同型のC-7070については以前記事にした。

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カラバリなんて珍しくもないと思われるかもしれないが実はこのカメラ、黒しか発売されていないのである。

ペンタックスがよくやっていた「シルバーモデルの限定販売」なんて話も聞いたことがない。

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仕上がり具合を見ると、ユーザーが趣味で塗装した、というレベルでないことが分かる。

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CAMEDIAの赤い文字は黒地より白地の方が映える


では、このカメラは一体何なのか。

ヒントはモニタ表示にあった。下の写真、二機種の間で表示項目に違いがあるのが分かるだろうか。

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黄枠で囲った部分。左側はフラッシュの光量、右側は画質調整のパラメータだろう。通常の5060ではメニューに潜ってもこれらを表示させる項目は見当たらない。この個体はテストモードになっていると思われる。

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そしてこのカメラの底面には本来貼られているはずのシリアルナンバーなどが記載されたシールもない。

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というわけで、おそらくこれは一般に販売されたものではなく開発途上の試作機ではないかと思う。去年オリンパスはカメラ部門を切り離しているから、もしかしたらその際に色々処分したかもしれない。その中でどさくさに紛れて中古市場に出てきてしまったものがあったかもしれない。f:id:fortia:20210721001655j:plain

まあでも、私が知らないだけで少数出回っていたカラバリモデル、の方がやはり現実的かな。