S/PARK Cafe前のイルミネーション

α1 + SIGMA85mmF1.4旧型,  ISO100, F1.4, 1/60

先月紹介した、京急の車両とイルミネーションが同時に写せる撮影スポット。

ここのイルミネーションが2月12日までのようなので、終了前にもう一度紹介したい。

場所は横浜みなとみらいの資生堂S/PARK Cafe前。

Huawei P30Pro, ISO125, 5.56mm, F1.6, 1/100

写真左のビルが資生堂で1階が喫茶店になっている。右奥に見えるビルが京急グループの本社。1階にミュージアムがあり、外からも展示車両が見える。

ここのイルミネーションは時間帯により色が変わる。ネット上には30分に1回、5分間だけ青に変わるという情報があったが、途中で変わったのか今はその点灯パターンになっていない。上の写真は17:00頃撮影、下の写真は17:30頃撮影。17:50頃もまだ青かった。青の時間は少なくとも20分続いていた。

Huawei P30Pro,  ISO160, 5.56mm, F1.6, 1/50

上写真の場所から少し進むと新高島駅の入り口が見えてくる。

Huawei P30Pro,  ISO200, 5.56mm, F1.6, 1/50

Huawei P30Pro,  ISO400, 5.56mm, F1.6, 1/50

ここが撮影したポイント。地下へ続く階段の反対側。ガラスが入っているため資生堂ビル前のイルミネーションが映り込む。そして奥に京急ミュージアムの展示車両が覗く。この位置から85mmレンズを構えれば冒頭に掲載した写真になるし、300mmを構えれば前回のような

α1 + Nikkor300mmF4.5, ISO4000, F4.5, 1/125

写真になる。なお京急ミュージアムの営業終了時間は割と早いようで、17:30ぐらいだと消灯していて車両が写らない。

Huawei P30Pro,  ISO320, 14.46mm, F3.4, 1/50

イルミネーションが青の時に車両を撮影してみたかったのだが、点灯パターンと閉館時間の兼ね合いで実現不可能かもしれない。

なお、ボケを活かした写真にしたいなら一眼デジカメを使用するべきだが、見ての通りスマホ写真でも十分雰囲気は出るので、デジカメがなくても楽しめるのではないかと思う。

この場所は人通りが多い上、喫茶店前でもあるため巨大なレンズを付けての長時間撮影は控えた方が良いと思う。

イルミネーションは2月12日(日)まで、とされている。

雨の日は撮影日和

α1 + SIGMA 85mmF1.4DG HSM(旧),  ISO800, F1.6, 1/60, RAW現像時ハイライト抑制

雨の夜は地面に光の反射が生じて、コントラストの効いた写真を撮りやすい。

α1 + SIGMA 85mmF1.4DG HSM(旧),  ISO640, F1.6, 1/60

アスファルトにもう一つ景色が生まれる。

α1 + SIGMA 85mmF1.4DG HSM(旧),  ISO125, F1.4, 1/60

α1 + SIGMA 85mmF1.4DG HSM(旧),  ISO500, F1.4, 1/60

使ったレンズはシグマの昔の85mmF1.4。私としては画質はこれで十分。ピント面のキレは良い。ピントが外れた場所はふんわりする。軸上色収差も結構ある。

EFレンズをαに変換するシグマのマウントアダプターMC-11を介してα1に装着した。

実はこのレンズ、元々シグマSAマウントだったものを自分で改造してEFマウントに替えてある。SAとEFは電子接点が同じ(どうやら通信規格も同じ)だからマウント金具とそれに付随する一部パーツをうまく交換してやればEFマウントにできてしまう。

今となっては純正のマウントアダプターがあるから意味のない改造だ。

昔はシグママウントの中古品が他マウントに比べてかなり割安に購入できたから一応やる意味はあった。

 

撮影場所は吉田町と伊勢佐木モール界隈。おしゃれな雰囲気と退廃的な雰囲気が混ざり合っている不思議な場所。関内駅から歩いて行ける。

レンズの向こう側

*istDS2 + FA50mmF1.4, ISO200, F1.7, 1/45

昔持っていたホームページに使っていた写真。これを撮った時、レンズの向こう側とこちら側の両方にピントが合うのが驚きで一人感心していた。

写っているレンズは確かミノルタのオートロッコール58mmF1.4。写したカメラはペンタックスのイストディーエス2。7万で買った翌年に2万で処分されててショックを受けた。ネズミの来歴は知らない。

Auto-Quinar 135mmF2.8の作例 デジタル一眼で撮影

前回記事にしたシュタインハイルの望遠レンズ、オートクイナーの実際の写りをデジタル一眼での撮影例と共に紹介したい。

性能評価

遠景の解像力

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO100, F2.8, 1/3200

中央部拡大

中心部の描写は開放から良好。絞ってもほぼ何も変わらない。厳しく言えば開放だけ少しコントラストが弱い。

左上隅拡大

中心部とは違って絞らないと甘い。F8まで絞ればまったく問題ない。

ボケ

明るい望遠レンズなので基本的にきれいに大きくボケる。

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO8000, F2.8, 1/125

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO800, F2.8, 1/125

ただ、距離によっては後ボケが少しざわついた描写になる場合もある。

α7R2 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO100, F2.8, 1/200

右上拡大。ブレがある。

左上拡大。非点収差だろうか。

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO320, F2.8, 1/125

左上拡大

こういう風になるのは時々で、大抵はきれいにボケる。

ザワザワしたボケは不穏な雰囲気を醸し出したりするから、それはそれで写真に活かせるかもしれない。

歪曲収差

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO320, F2.8, 1/125

歪曲はないと言ってよさそうだ。

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8,  ISO320, F2.8, 1/125

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8,  ISO250, F2.8, 1/125

作例

ここからは作例。135mmの望遠レンズでF値も2.8とそこそこ明るいから、やはりボケを意識して撮影した。

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO640, F2.8, 1/200

α7R2 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO100, F2.8, 1/400

α7R2 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO100, F2.8, 1/1250

α7R2 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO100, F2.8, 1/500

野毛の都橋。花の咲いた植木鉢があって、その周辺が絵になりそうに見えたから撮ってみたが135mmでは遠すぎた。

上写真の中央拡大。この雰囲気と水と橋の組合せが良さそうに見えた。

135mmは望遠というには物足りず、といって85mmのように気軽に振り回せる画角の自由度もないから難しいレンズかもしれない。

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO100, F2.8, 1/4000

四隅がケラレているのはヘリコイド内蔵マウントアダプターの使用が原因。中心に視線が向くこの構図ならこれもありかもしれない。

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO100, F2.8, 1/1600

歩行者用の信号機はどこか意味ありげ。

α7R2 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO500, F2.8, 1/60

α7R2はフリッカーレス撮影ができない。イルミ撮影ではシャッタースピードには注意しないと↑この写真のように縞模様が発生する。

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO2000, F4, 1/125, RAW現像時コントラスト調整

α1 + Auto Quinar 135mmF2.8, ISO12800, F2.8, 1/125

そのうちVarex(フィルムカメラ)でも試してみたい。

Steinheil München Auto-Quinar 1:2.8 f=135mm

シュタインハイルミュンヘンのエキザクタマウント望遠レンズ。このレンズを初めて見た時その美しさに魅せられた。私は古い真鍮鏡筒レンズが重みがあって好きなのだが、シュタインハイル社のこのレンズはアルミ合金(と思われる軽い金属)鏡筒にもかかわらず重厚さを感じる仕上げとなっていてすばらしい。

フードがまたかっこいい。

STEINHEILのロゴもかっこいい。

シリアルナンバーから、

1956-57年あたりに製造されたレンズと思われる。

当時のアメリカのカタログがPacific Rim Cameraのリファレンスライブラリーにあったので見てみると、

https://www.pacificrimcamera.com/rl/01918/01918.pdf

このレンズの価格は$189.5。当時のレート1ドル360円で計算すると7万円くらいか。初任給1万円の時代だったようだから大層な額である。

アメリカにおいてはどうだったのだろう。

CPI Inflation Calculator (bls.gov)

アメリカ労働統計局のサイトにある物価変動計算機に入れてみると当時の$189.5は今の$2,098相当と出る。アメリカでも高級品だった。

しかし、こうやって見るとお金の価値の減りっぷりが凄まじい。入ってくるお金を次々とカメラに替えてしまう私の愚行も長い目で見れば実は正しいのかもしれない。そうであるよう願っている。

先ほどのカタログを見ていて、もう一つおもしろい事実に気付いた。今回紹介したAuto-Quinar135mmF2.8には下の写真にあるような絞りとシャッターを連動させる装置が付いているのだが、

レバー操作により絞り羽根の開閉と本体シャッターボタン操作の両方が行える(自動絞り)

シュタインハイル社のラインナップにはこの自動絞り機構が付いていないプリセット絞りタイプの135mmF2.8レンズもある。見ての通りレンズ構成は同じである。

Pacific Rim CameraのWebサイトに掲載されているカタログから

レンズ構成が同じ、つまり写りは遜色ないはずなのに価格は半額近い。旧型の在庫処分価格なのかもしれないが驚きの価格差である。

防湿庫を覗いてみたら旧型もあった。旧型の方が絞り羽根の枚数が多かった。

長くなってしまったので、このレンズで撮影した写真の掲載は次の記事で。

放射するオートコード

*istDS2 + FA50mmF1.4, ISO200, F13, 30秒

昔、写真のホームページを持っていた頃、背景に使っていた画像。使われているカメラは横浜野毛の大貫カメラで買ったミノルタのオートコード故障品。二眼レフの形が好きだっただけだから動かなくても良かった(故障を承知で買った)。

光を映す白煙は蚊取線香。当時は面白い写真が撮れたと喜んでいた。

三浦の猫

三浦の猫

α1 + FE85mmF1.8,  ISO320, F5.6, 1/400

2021年12月に三浦に行った時

に撮影した猫。畑のあぜ道を散歩していた。野良ではなさそう。私がしゃがんでカメラを構えるとポーズを取ってくれた。

三浦の猫

α9 + FE35mmF1.8,  ISO200, F6.3, 1/250

人懐っこい猫は意外と撮りづらい

距離を取っての撮影を試みるが寄ってきてしまう。中望遠はそんなに寄れないんだ、すまない。

α1 + FE85mmF1.8,  ISO100, F1.8, 1/2000

α1 + FE85mmF1.8, ISO100, F1.8, 1/2000

やがて飽きたのか去っていった。