fortia’s カメラレビュー

カメラと猫と骨董品

2018-01-01から1年間の記事一覧

カビの影響 KONICA HEXANON AR 135mm F3.2

オークションでジャンクを落札すると時々すごいものが届く。 ほぼすべての面にカビが発生している。 KONICA HEXANON AR 135mm F3.2 作りのしっかりした良いレンズという印象。カビだらけの中身は残念だが。 なお状態に関しては説明通りなので出品者に落ち度…

COOLPIX A

COOLPIX A 18.5mm F2.8 1/125 ISO2500 歪曲減光補正適用 LRのクロスプロセス現像 COOLPIX Aは35mm判換算28mm相当画角の広角レンズを搭載したAPS-Cセンサー使用のニコンのデジカメ。 発表時は待望の大型センサー搭載コンパクトデジカメとしてマニアの期待を一…

Serenar 50mm F1.8 Canon Lens

今回取り上げるのはキヤノンのLマウント標準レンズ。Serenar銘のものとCANON LENS銘のものがあるようだ。公式ページに記載がある。 ここで紹介するのはCANON銘のもの。 オークションでリサイクル店から購入した。未検品の「ジャンク扱い」品ということでまあ…

CAMEDIA C-7070 WideZoom Olympus

2005年3月発売の古いデジカメ。発売から1年ほどで生産完了した製品で元々数が少ないせいか中古市場でもあまり見かけない。 外観は一つ前のモデルC-5060(写真左)とほとんど変わらない。レンズ周りの飾りリングの色とボディ表面の仕上げがやや異なる程度。 O…

ROKKOR-PF 32mm F1.8 minolta repo-sのレンズ

一山いくらのジャンクを購入した際に入っていたミノルタのフィルムカメラrepo-sのレンズをαに移植。当初移植するつもりはなく、シャッターが切れない不具合を治すために分解していたところ、うまく組めばEマウントで使えそうだと気付き実行した。 想定よりフ…

みなとみらいの花火

α7SII + LA-EA3 + Sonnar 135mmF1.8 ZA ISO100 F5.6 6秒 これまで8月に開催していた花火大会の代わりだろうか。音が聞こえて外に出てみたら上がっていたのでとりあえず撮影。 手頃な望遠ズームがなかったのでAマウントの135mmを使用した。絞って撮影するので…

RX0 Cyber-shot

発表された時からおもしろそうなカメラだと思ってはいた。しかし、これといった用途も思いつかずこれまで購入することはなかった。が、6月から始まったキャッシュバックにつられて購入した。 RX100と比較するとかなり小さいことが分かると思う。 厚みはやや…

FE55mmF1.8ZA SEL55F18Z Sonnar

FEマウントで最初に発売された標準レンズ。Carl Zeissの名を冠した高級シリーズでもある。今でこそ廉価版の50mmF1.8が用意されているが発売当初は他に選択肢がなかったため、最初の標準レンズを高価格帯のツァイスで出してきたソニーに異を唱える人も多かっ…

Touit 32mm F1.8をフルサイズαとNEXで使った場合の作例

α7RII + Touit1.8/32 ISO100 F1.8 1/125 α7RIIに装着して絞り開放で近接撮影した場合のケラレ具合はこの程度。ケラレ具合は絞り値やピントの位置によって変わる。 ピントが遠くなるとケラレが少し増す。 α7RII + Touit1.8/32 ISO100 F1.8 1/500 高画素機なら…

Zeiss-Opton Sonnar 50mm F1.5

ドイツが東西に分裂していた頃の西側カールツァイス製ゾナー。このレンズの銘板にはZeiss-Optonと刻まれているが、これは西ドイツツァイスがCarl Zeissを名乗る前の社名(Zeiss-Opton Optische Werke Oberkochen GmbH)。個人的にはZeiss-Opton銘の方がCarl …

DMC-LX1

今は昔、2005年発売のクラシックデジカメ。きれいな中古があったので購入した。LXは高級機なので今も人気があり、この年代のデジカメとしてはそこそこ高い値段がついている。しっかりした金属ボディでデザインも小洒落た感があり眺めているだけでも楽しい。 …

XC16-50 I型とII型 最短撮影距離の比較

旧型と新型で最短撮影距離が15cm短くなっているが実際の写真ではどのくらい違うのだろう。両者の最短撮影距離で撮影して比較してみた。 X-A3 + XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II(新型) ISO200 16mm F3.5 1/10 X-A3 + XC16-50mmF3.5-5.6 OIS (旧型) ISO200 16mm …

広角レンズで大は小をかねるか?

コシナフォクトレンダーの超広角シリーズ、左から15mm、12mm、10mm。3つ揃える人はあまりいないと思う。買うとしてもどれか一つだろう。で、どれを買うか決めるとき結構悩むと思う。「あんまり広すぎても使いづらいから15mmが無難かな」「でもせっかくだから…

XC16-50 I型とII型の比較

旧型と新型の違いは最短撮影距離が30cmから15cmになっていること(どれくらい違うか知りたい方はこちらへ、XC16-50 I型とII型 最短撮影距離の比較 - fortia’s カメラレビュー)。それ以外はスペック上では特に差がない。個人的には標準ズームレンズにそこま…

FE35mmF1.4 T* 夜景 Distagon SEL35F14Z

開放から使える大口径レンズを高感度に強いα7RIIにつければ夜の街でも昼間のように撮影できる。 α7RII + SEL35F14Z ISO100 F1.4 1/30 α7RII + SEL35F14Z ISO100 F1.4 1/80 撮影データとしてはISO100だがLightroomでRAW現像時にかなり増感している。このカメ…

Silvi F2.8 FUJIFILM シルヴィ

広角端24mmからの約2倍のズームレンズを搭載したフィルムカメラ。 2002年11月発売。限定のブラックは2003年9月発売。2007年5月に出荷終了。 28mmスタートはよくあるが24mmは珍しい。28mmと24mmは数字だけ見るとあまり変わらないような気がしてしまうが、実際…

猫の喧嘩 SAL75300

α7RII + LA-EA4 + SAL75300 ISO400 280mm F5.6 1/125秒 α7RIIにSAL75300を付けていた時に遭遇した猫の喧嘩。望遠レンズ向きの状況だ。 α7RII + LA-EA4 + SAL75300 ISO640 135mm F5.6 1/125秒 右の猫が少しずつ間合いを詰めている。鳴き声が大きく鋭かった。 …

SAL75300 75-300mm F4.5-5.6

スペック的には平凡な望遠ズームなのであまり期待しないで手にしたが、意外にもしっかりした造りで驚く。このクラスのレンズは軽くて華奢なイメージが強いので良い意味で期待を裏切られた。 造りに見合った重さはあるものの取り扱いやすい大きさなので積極的…

月食2018

曇りの予報だったものの空を覗いみてたらそこそこ晴れていたので撮ってみた。これは23時10分頃。皆既食の終わり。 α7RII + APO150-500mmF5-6.3DG OS HSM ISO1600 500mm F8.0 1/5秒 トリミング この時はわずかに雲が掛かっていた。月の白い光がフレアのように…

XF14mmF2.8 R FUJINON

35mm判換算21mm相当画角の広角レンズ。ビオゴンやスーパーアンギュロンで有名な焦点距離。このレンズもそうだがシグマのDP0も含め、個人的には名レンズばかりの印象が強い。 ビオゴンなどのレンジファインダー用のレンズは全長が短く小さいが、このレンズは…

CONTAX TVS

京セラによる大文字CONTAXブランドのフィルムカメラ。少し黄色味を帯びたチタン外装のボディに高級感が漂う。レンズはCarl ZeissブランドVario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5の2倍ズーム。ISO50フィルムの使用を考えると望遠側の明るさが物足りないが、薄暗い場所…