fortia’s カメラレビュー

カメラと猫と骨董品

黒のF2ゾナーで撮る代官山から山種美術館の道中

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/400

ブラックコンタックス時代のレンズ。マウントアダプターでアルファに装着した。コーティングがない時代のレンズだからフレアで白む。このレンズは1934年生まれ。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/640

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/200

代官山駅から山種美術館までの道中。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/160

ドーナツと書かれた看板を下げていた。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/125

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/640

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F4, 1/125

α1 + Sonnar5cmF2, ISO320, F2, 1/125

路地に差し込む光。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/400

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/125

ハイライトが滲むことがわかっているから、それを狙って輝度差が大きくなる構図ばかり探してしまう。使うレンズによって街の眺め方も変わる。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/320

α1 + Sonnar5cmF2, ISO250, F2, 1/125

 良い鉄格子。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO250, F2, 1/125

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/250

代官山を過ぎて東町。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO200, F2, 1/125

痛そうな傘。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/800

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/800

白壁のムラが良い。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO125, F2, 1/125

 

α1 + Sonnar5cmF2, ISO125, F2, 1/125

α1 + Sonnar5cmF2, ISO200, F2, 1/125

佇まいに圧倒される。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/2500

広尾高校の校舎。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/1000

山種美術館に行って日本画などを見てきた。速水御舟の灰燼という作品が印象的だった。検索で見つかる写真と実物はだいぶ印象が違う。あと田渕俊夫の絵は風景写真好きは惹かれるものがあると思う。

α1 + Sonnar5cmF2, ISO100, F2, 1/200

東京都庭園美術館「機能と装飾のポリフォニー」展

α7RII + FE14mmF1.8GM, ISO100, F4, 1/320, トリミング

日曜美術館で見て興味を持ったので行ってきた。

「機能と装飾のポリフォニー」展

どちらかと言うと旧朝香宮邸を撮影するのが目的だったのだが、今回の展示では中の撮影はできなかった。よく調べずに行ってしまった。内部を撮影できるのは建物公開の時で次は4月1日から、だそう。

α7RII + FE14mmF1.8GM, ISO250, F4.0, 1/15

中の写真は玄関の一枚だけ。タイルの描く模様が良い。正面のガラスはラリック。

気合いを入れてGMレンズを持っていったというのに、これ以降使う機会はなかった。

 

ポリフォニー展の展示内容は家具や衣類、食器など様々だった。

豪華な邸宅内の各部屋に美術品が展示されており贅沢な空間を楽しめる。魅力的な椅子がたくさん展示されているものの残念ながら触れられない。機能と冠した展示会なのに、というのは皮肉だが起こりうるトラブルを想像すれば他に手もないだろう。美術館はアートを体現する場ではなく美術品を扱う博物館だから。

α1 + FE35mmF1.8, ISO100, F5.0, 1/320

さっぱりした建物。でもさりげなく装飾されている。

庭園内に池がある。

α1 + FE35mmF1.8, ISO100, F7.1, 1/30

α1 + FE35mmF1.8, ISO100, F1.8, 1/40

水面に映る景色の方が美しいような。

α1 + FE35mmF1.8, ISO100, F1.8, 1/250

梅が咲き始めていた。春は近い。

ヤフオクで拾った机と椅子。毎日機能している。

日々ヤフオクで骨董品(一円から数千円)を収集し実用する生活をしていると装飾は道具が当たり前に備えている性質という気がしてしまう。実際には作り手が実用性とは別に意図してあしらうもののことだから「機能」ではないのだろうが、生活空間に置いて実際に使っていると装飾が自分の心理に機能している気がしてくる。あるいは何でもない机の縁や椅子のカーブが装飾的なものとして感じられるようになる。

と、ここまで書いて、ああ、まさに機能と装飾のポリフォニーだなと思った。