すごくどうでもいい話なのだがちょうどいい例が流れてきたので。
ヤフオクにはオークションアラートという機能があって、あらかじめ登録しておいたキーワードに一致するタイトルの出品があると通知が来る。私も含め多くのカメラマニアがこの機能を利用し目当ての品が出品されるのを待っている。
多くの人が利用しているから出品されるカメラ類は決して取りこぼされることなく、いつもそれなりの価格まで釣り上がる。出品者にとっては良いことだ。しかしそのせいか最近ヤフオクのカメラに割安感が全然ない。
そういう昨今の困難な状況でも安く入手するためのテクニックはいくつか残されている。その一つを紹介したい。
狙うのは二眼レフのフレクサレット。
グレーの貼り革が特徴のチェコスロバキア製カメラだ。ローライほどではないが人気があり、出品されると動作未確認の怪しい品でもそこそこの値が付く。
フレクサレットの綴りはflexaretである。しかしおしゃれな書体で書かれているせいか時々、tをl(エル)に見間違えてflexarelと入力して出品する人がいる。
冒頭のリンクもその一例である。
オークションアラートで普通にflexaretと登録していると、この"L"出品が引っかからない。L出品はT登録している多くのマニアの目をすり抜けているのだ。言い換えればL出品はライバルが少ない。これを拾うことができれば競り合いの少ないオークションに参加できるというわけだ。
どうして私が冒頭のflexareL出品に気付いたのかと言うと、
アラートのキーワードにflexaretとflexarelの両方を登録しているからである。
これで年に数回のL出品に出会えるようになった。
今回のL出品に関して言えば、一緒にRolleicordが入っているため安く落札されることはないだろう。