α7にソニーのゾナーではなくカールツァイスのゾナーを装着。戦前に製造されていた沈胴タイプの50mmF2。沈胴させると次のようになる。
シリアルナンバーから1937年に製造されたものと思われる。このタイプはまだレンズにコーティングが施されていない。
レンズ内にゴミや曇り、前玉表面にはスレが見られるなど、長い年月を経過しているだけあって状態は良くない。しかしこういうレンズには性能を求めているわけではないので、外観がそこそこきれいでとりあえず像をしっかり結びさえすればそれで良い。
A7RII + Sonnar5cmF2, F2.8, 1/1600, ISO100
コーティングがないせいか曇っているせいか、常にフレアが生じ柔らかい雰囲気の写真になる。しかしピントを合わせた部分はしっかり解像しているので性能が出ていないという印象はない。むしろこれだけ古いレンズなのに意外と普通に写るものだなと感心する。
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/2000, ISO100
逆光には大変弱いレンズだが、角度を選んで撮影すれば何とかなる。
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/2000, ISO100
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/4000, ISO100
A7RII + Sonnar5cmF2, F4, 1/1600, ISO100
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/1600, ISO100
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/6400, ISO100
周辺の描写は乱れるがパッと見て分かるほどではないし減光もそれほどない。
A7RII + Sonnar5cmF2, F2-4?, 1/1250, ISO100
歪曲に関しても撮影していて気になることはなかった。
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/160, ISO100
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/160, ISO100
ボケもきれいで背景がうるさくなることもない。
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/1000, ISO100
フレアが出るレンズを付けていると輝度差の大きい被写体を探してしまう。
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/30, ISO160
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/30, ISO160
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/200, ISO100
A7RII + Sonnar5cmF2, F2, 1/30, ISO100