Carl Zeiss
数年前に入手した望遠ゾナー。135mmは人気がないためブラックニッケルでも比較的安く手に入れられる。 この個体はfeet表記。 ↓mタイプも所有している。こちらは少し曇りがあるので撮影にはfeet表記個体を使用した。 コンタックスレンズは内爪と外爪の2タイ…
コシナ製のMマウント(ZM)レンズ、ビオゴン35mmF2をライツミノルタCLに装着。ライツとミノルタとカールツァイスが同居する不思議な組み合わせ。 随分前に入手したものの、使う予定もなく防湿庫に鎮座するだけの存在だったこのレンズ。前回21mmF4.5ビオゴンを…
1953年10月に発売されたコンタックス用広角レンズ。35mm判カメラでこの画角(対角90度)のレンズは世界初だったらしい (クッツ著『コンタックスのすべて』)。 フジのXF14mmやシグマのDP0といった21mm相当のレンズが好きだったので、その始祖とも言えるビオゴ…
1929年に生まれたハイスピードレンズ。 製造開始は1932年、この個体はシリアルナンバーから1933年の製造と思われる。 大きな前玉である。レンズ構成は3群7枚。レンズコーティングのない時代には反射面の少ないこの構成が有利だったそうで、当時としては驚異…
下記記事にて紹介した戦前ツァイスの沈胴式ゾナーにコーティング処理が施されたものを入手した(写真右)。 レンズコーティングは1935年にツァイスが特許登録した技術で、戦前タイプのレンズでもコーティングが施されたものは存在してはいるがそれほど多くは…
今回紹介するのは戦前カールツァイスイエナのコンタックス用標準レンズ。 当時の交換レンズ群ではもっとも安価だったようで、価格はF1.5ゾナーの1/4とのこと。今で言うキットレンズのような扱いだったのかもしれないが、細工は結構凝っていて工芸品としての…
α7RII + Touit1.8/32 ISO100 F1.8 1/125 α7RIIに装着して絞り開放で近接撮影した場合のケラレ具合はこの程度。ケラレ具合は絞り値やピントの位置によって変わる。 ピントが遠くなるとケラレが少し増す。 α7RII + Touit1.8/32 ISO100 F1.8 1/500 高画素機なら…
ドイツが東西に分裂していた頃の西側カールツァイス製ゾナー。このレンズの銘板にはZeiss-Optonと刻まれているが、これは西ドイツツァイスがCarl Zeissを名乗る前の社名(Zeiss-Opton Optische Werke Oberkochen GmbH)。個人的にはZeiss-Opton銘の方がCarl …
α7にソニーのゾナーではなくカールツァイスのゾナーを装着。戦前に製造されていた沈胴タイプの50mmF2。沈胴させると次のようになる。 シリアルナンバーから1937年に製造されたものと思われる。このタイプはまだレンズにコーティングが施されていない。 レン…