ソニーストアで購入。一週間くらい前に注文し、在庫も問題ないようだから発売日に届くだろうと思っていたら配送業者のところでつまづき一日遅れでの入手。
長さ82mm、重さ370gと扱いやすいサイズ。
フードを付けてもこの程度。
とりあえず開放で遠景の解像チェック。
↓中央付近ピクセル等倍
↓右上ピクセル等倍
↓左下ピクセル等倍
中央から周辺まで開放からしっかり写るレンズだと思う(この個体は右側が僅かに流れているようだが、このくらいは仕方ないだろう)。
絞り開放で猫を撮影。開放とは思えないほどシャープに写る。下はピントの合った部分をピクセル等倍で切り出した画像。
α7RII SEL85F18 ISO125 f/1.8 1/250
α7RII SEL85F18 ISO100 f/1.8 1/1250
被写界深度が浅いため遠景を切り取った時もボケる。遠景の撮影でアウトフォーカスが輪郭を残したまま柔らかくボケてくれると何気ない風景が雰囲気のある写真になることも多いので、被写界深度の浅さはそれだけでありがたい。それにこのレンズは開放からシャープに写るので躊躇なく絞りを開けられる。
α7RII SEL85F18 ISO100 f/2.0 1/250
α7RII SEL85F18 ISO100 f/1.8 1/8000
開放だと周辺が渦巻く。絞れば解消されるが私はあまり気にしないので積極的に絞りを開けて撮影していた。
玉ボケの内側はすっきりしている。
α7RII SEL85F18 ISO100 f/2.8 1/200
α7RII SEL85F18 ISO100 f/9.0 1/250
↑上の写真を拡大したもの。F9でもボケはそれほど角張らない。F5くらいまではほぼ円形。
α7RII SEL85F18 ISO100 f/3.2 1/800
α7RII SEL85F18 ISO100 f/3.5 1/640
α7RII SEL85F18 ISO100 f/3.5 1/400
α7RII SEL85F18 ISO125 f/4.0 1/250
オートフォーカスは静かでそこそこ速い。インナーフォーカスのためFE50mmF1.8のようにフォーカスを合わせる際にレンズが繰り出すこともない。
α7RII SEL85F18 ISO125 f/6.3 1/400 トリミングあり
人に慣れたカモメくらいなら十分撮れる。まあカメラを向けると目線をくれるようなやつでオートフォーカスの精度は語れないだろうか。
85mmのレンズを購入しようとした時、多くの場合F1.4クラスとF2クラスの選択肢があるが、往々にしてF1.4クラスは巨大なので買ったはいいものの持ち出す機会がないなんてことになりかねない。その点、F1.8のこのレンズはそれほど重くもなくα7に装着した時のバランスも良いので、現実的に考えるとこれが正解かなと個人的には思う。