タクマーの巨大望遠レンズを入手したので持ち出してみた。撮影に使用したカメラはα7SIIとα7RIIとK-1。
このくらいの焦点距離になるとボケが大きいから幻想的な絵になりやすくて、ファインダーを覗いてピントリングを回しているだけでも楽しい。
非常に大きいレンズなので街中で構えるのはやや心苦しい。
しかしこのレンズ、60年以上昔のレンズとは思えないほど開放からキレのよい描写。
中心部は開放から高い解像力。周辺も少し絞るだけでシャキッとする。
周辺光量の低下は大きいが絞れば改善する。
絞りは羽根の枚数が多いので最大まで絞っても円形を保つ。
望遠レンズはどこにボケを作るか考える余地があるのが良い。焦点距離の短いレンズを付けている時とは風景の見方が変わる。