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で紹介したシュタインハイルのオートキナロン35mmF2.8をデジタル一眼に付けて撮影した写真を紹介。
前回の性能評価で後ボケがうるさいはずと書いたが、この場面ではいい感じ。
絞り開放だとちょっとフレアがかる。
↑これはF5.6に絞って撮影。絞ればコントラストが増して濃厚な写真にもなる。ピント面のフレアも消える。
やはり後ボケは輪郭が残って、少し主張が強い印象になるが、絵画っぽくてこれはこれでいいと思う。
白一色の建物がきれいに見えた。周囲の建物と違うと感じたのは看板がないからか。
水陸両用バス、スカイダック横浜。
イセザキモール裏に取り残されている古い建物。
撮りたくなる壁。
今はこれより軽くて小さい上にスペックも上回るレンズがたくさんあるから、いい写真を撮るためにこのレンズを選ぶ理由は多くないと思う。
ただ、この金属の光沢とか、精巧な作りとか、手にした時のずしりとした重さとか、そういう工芸品のような要素満載の道具を実用できるというのがうれしい。