fortia’s カメラレビュー

カメラと猫と骨董品

Auto-Quinaron 35mm F2.8 実写サンプル

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/1250  横浜日本大通り

この前の記事

で紹介したシュタインハイルのオートキナロン35mmF2.8をデジタル一眼に付けて撮影した写真を紹介。

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/60 ホテルニューグランド

上の写真の中央部分切り出し

α1 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/160

前回の性能評価で後ボケがうるさいはずと書いたが、この場面ではいい感じ。

中央切り出し

絞り開放だとちょっとフレアがかる。

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F5.6, 1/160  ギャルリー・パリ前

↑これはF5.6に絞って撮影。絞ればコントラストが増して濃厚な写真にもなる。ピント面のフレアも消える。

ピント部分切り出し

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/250  横浜情報文化センター前

ボケ部分切り出し

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/1000

やはり後ボケは輪郭が残って、少し主張が強い印象になるが、絵画っぽくてこれはこれでいいと思う。

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/500 マリンタワー

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F5.6, 1/125 山下公園前銀杏並木

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/320 バランスフラワーショップ

白一色の建物がきれいに見えた。周囲の建物と違うと感じたのは看板がないからか。

くっきり写っているように見えても拡大すればフレア

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/2000 みなとみらい

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/3200

水陸両用バス、スカイダック横浜。

ぱっと見、水難事故に見える。

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO100, F2.8, 1/1000

α7R2 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO250, F2.8, 1/250 飯田屋商店ビル

イセザキモール裏に取り残されている古い建物。

α1 + Auto-Quinaron35mmF2.8  ISO3200, F2.8, 1/125 元町ビー玉スタンド

撮りたくなる壁。

 

今はこれより軽くて小さい上にスペックも上回るレンズがたくさんあるから、いい写真を撮るためにこのレンズを選ぶ理由は多くないと思う。

ただ、この金属の光沢とか、精巧な作りとか、手にした時のずしりとした重さとか、そういう工芸品のような要素満載の道具を実用できるというのがうれしい。