fortia’s レビュー

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LUMIX G VARIO35-100mmF4.0-5.6 作例

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/320秒,   F5.6,  60mm

多すぎるカメラとレンズを整理している。

これはマイクロフォーサーズ用の小型望遠ズームレンズ。購入当初一度使用したきりで、その後ずっと防湿庫に鎮座していた。

αと比較するとさすがm4/3という小ささ。望遠ズームが付いているように見えない。

ズームレンズ自体、使用する機会が少なかった。撮影時に画角を決める一手間が面倒というか、画角の制約がある方が撮影が楽しくなるような気がしていた。「この決められた画角で勝負する」みたいなゲーム感覚は単焦点の方が強い。

手放す前に動作確認のため持ち出してみた。撮影場所はおおむね山下公園近辺。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/1000秒,   F5.6,  35mm

使ってみるとやはりズームは便利で、ズームリングを回せば冒頭の写真の場所もこうやって簡単に全景を写せる。単焦点望遠レンズだと「これ以上後ろに下がれない!」という状況に陥りがち。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/160秒,   F5.6,  73mm

センサーがフォーサーズでF値も大きいレンズだからあまりボケないと思い込んでいたが全然そんなことはなかった。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/640秒,   F5.6,  100mm

立派に望遠レンズの写り。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/640秒,   F5.1,  55mm

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/500秒,   F5.4,  64mm

ズーム全域で滑らかなボケ。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO320,  1/250秒,   F5.6,  100mm

背景が溶けるほど大きくボカすのは難しいと思うが、このくらいのボケ方がちょうどいいのではないだろうか。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/160秒,   F5.6,  86mm

以前魅力的な外観の飲食店が入っていた場所。閉店してしまって残念に思っていたが、新たにまたおしゃれな洋食屋が入っていて良かった。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/80秒,   F5.6,  35mm

こちらはジェラート屋。営業しているのかどうか分からない。良い色。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/320秒,   F5.6,  62mm

最近はオリーブの木が当たり前に育つ気候になりましたね。以前は冬越しできなかったような。日本がオリーブオイルの名産地になる未来もあるのかも。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/320秒,   F5.6,  100mm

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/200秒,   F5.6,  38mm

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/1600秒,   F5.6,  38mm

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/1600秒,   F5.6,  94mm

暑かった。

最後に歪曲収差確認のためのタイル壁面撮影。

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/1600秒,   F4.0,  35mm

DMC-GM5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/1000秒,   F5.6,  100mm

ズーム全域で歪曲収差はない。が、これはレンズ内蔵の収差補正プロファイルが有効になっているおかげだ。これを無効にして現像するとレンズ本来の力が明らかになる。

分かりやすいように内蔵プロファイル有効と無効の写真を連続画像にした。

望遠端で撮影した写真は露骨に補正が効いているのが分かると思う。レンズ本来の写りは中央がくぼんだ方。これをソフトの力で補正して真っ直ぐにしたもう一枚の描写がデフォルトになる。普通の使い方をする限りこの補正は無効にできない。今回は現像の際にRAWTherapeeを使って無効にした。

こちらは広角端。このレンズの場合は広角側での歪曲が元々少ないため違いが分かりにくいかもしれない。四隅を見ると周辺光量の補正とともに歪みも僅かに補正されていることが分かる。

補正後の写真が標準で特殊な操作をしないとオフにできない仕様だから一般的には重要度の低い話だと思う。しかしフィルムカメラ時代からやっている人は、こういう「レンズの素の性能」がちょっと気になるんじゃなかろうか。今後はもう「光学的に」歪曲補正されたレンズが出てこないとなると、そういうレンズに希少価値が生じるようになるかもしれない。ビオゴンとかホロゴンとか。

しかし、来月はこのタイル壁面をRX1RIIIで撮影できるのかと思うと心が弾む…………

OLYMPUS E-P5 + G VARIO35-100mmF4.0-5.6   ISO200,  1/400秒,   F6.3,  64mm

この一枚だけ購入当時に撮影した写真。カメラはE-P5。E-P5とGM5は手元に残そうかな。