fortia’s カメラレビュー

カメラと猫と骨董品

Carl Zeiss Jena Sonnar 1:2 f=8.5cm をデジカメで使う

前回の記事で比較した2本のうちの曇っていない方をデジカメで使ってみた。

ゾナー8.5cmをアダプター介してα1に

コンタックスの外爪レンズをデジカメで使う時は↓このような外爪専用アダプターが良い。これはライカスクリューマウントに変換するアダプター。以前はebayでロシアの出品者から2,000円くらいで購入できたが今どうなっているかは分からない。

コンタックスLeicaスクリューのアダプター

それでは実際に撮影した写真を。最初の遠景写真はα7R2で撮った。

α7R2 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/6400

α7R2 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/6400

周辺減光は大きい。

中央部拡大

中央部拡大

開放だと全体的に甘いが中央はまあまあ良い。

右端部拡大

右端部拡大

周辺部はかなり甘い。

次はF5.6まで絞って撮影。

α7R2 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F5.6, 1/1000

α7R2 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F5.6, 1/1000

F5.6中央部拡大

F5.6中央部拡大

F5.6右端部拡大

F5.6右端部拡大

画面全体でコントラストが上がった。そうてつローゼンの文字もはっきり見える。関係ないが広島を旅行した時にゆめタウンの看板を見て「ああ広島に来たんだな」と実感したことを思い出した。

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/500

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/500

中央

撮影時に露出補正ダイヤルを+1.3にしていたから露出オーバー気味の写真が多い。オールドレンズらしい描写の甘いレンズだから、この方がらしさが強調されて良いかなと。

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F5.6, 1/160

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F5.6, 1/160

中央上

中央上

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/320

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/320

フレアっぽくなってしまったが、それが良い雰囲気を出していると思う。

光の状況によって白むこともあれば高コントラストに写ることもある。

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/1250

α1 + Sonnar8.5cmF2,  ISO100, F2, 1/1250

中央


つづく