前回のDC210Aに引き続きコダックのオールドデジカメ。2005年発売。発表当時の記事。
いつ買ったかは覚えていないが多分いつも通りのジャンク品。
シュナイダー銘の換算24-140mmズームレンズを搭載している。シュナイダークロイツナッハはドイツのレンズメーカー。
かつてコダックのスプリングカメラもここのレンズを載せていたから、これは由緒正しい組み合わせと言える。
レンズの写真を撮っていて内部に少し曇りがあることに気付いた。
カビかあるいは貼り合わせ面の劣化か。いずれにしろこの手のデジカメレンズは分解再組立できる構造になっていないからどうしようもない(似たようなカメラを何台も分解した)。
望遠端にしてもレンズはそれほど伸びない。割とコンパクトなカメラである。
DC210Aは日本製だったが、このカメラは韓国製。そういえば以前サムスンがデジカメ作っていた時もレンズはシュナイダー銘だったなと思い出した。このカメラがサムスン製かどうかは知らない。
持ち出して撮影してきた。
九月だというのに真夏のような暑さ。
夏雲ではないか。
猫もクーラーを求めている。
このカメラはRAWで記録できるので、
影になってしまったところをもう少し明るくしたいと思った時に、
RAW現像で大幅調整できる。分かりやすいよう大袈裟にやった。JPEGで記録してしまうとこんな調整は絶対にできない。
だからデジカメでもスマホカメラでもRAW記録できるかどうかは重要で、私がカメラを選ぶ際の評価基準の一つ。
ここにあった建物、雰囲気があって好きだったのだが取り壊し中。
昔からあるものがなくなっていくのは寂しいが、新たにできるものがまた同じように誰かにとっての昔からあるものに変わっていくというサイクルを考えれば、まあそういうものだよねという話か。
難ありレンズでも問題なく写った。逆光で少し白むかな程度。