AF、シャッター不動のコンパクトカメラを分解していたら破損させてしまったためレンズを取り出すことに。
これを一眼デジカメに装着できるように加工する。
加工と言ってもヘリコイドアダプターにテープで固定するだけ。しかしこれで十分撮影できるから問題ない。
カメラを持って外に出ると、川辺で菜の花が咲いていた。
そしてその後ろにはツルニチニチソウの花。
きれいにボケるレンズだ。
フレアやゴーストが盛大に出るが、日差しの眩しさが感じられてこれもまた良い。
シャボン玉のようなゴースト。
レンズの上に手をかざして余分な光をカットしてやれば消える。
虹も出る。
これも手をかざせば消えるが、
どうせなら虹のかかるレンズとして楽しみたい。
四隅のピントの甘さもあって、いい感じにボケてくれるから何気ない風景も印象的に。
「オールドレンズらしい淡い描写」と書きそうになったが、淡いのは色褪せたビートルだった。
逆光でのオールドレンズらしい描写とは異なり順光ではキリッと写る。
中央部のキレは最近のレンズと変わりない。
川面に映る太陽を入れて。気温はまだ低いが景色はすっかり春だった。
今週のお題「小さい春みつけた」