fortia’s カメラレビュー

カメラと猫と骨董品

XF10 FUJIFILM 作例

APS-Cセンサー搭載のコンパクトデジタルカメラ、XF10。35mm判換算28mm相当画角の広角レンズを搭載している。スペック的にはX70と近い。違いはX70が富士フイルム設計の1,600万画素X-Transセンサーなのに対し、こちらは一般的な2,400万画素ベイヤーセンサー。せっかく富士フイルムのカメラを買うなら独自センサー搭載機を選びたいところではある。ただ画質はどちらも十分と個人的には思う。

XF10はプラスチックボディなのでX70に比べると質感がやや劣ると想像していたが実際に手にしてみるとそんなことはなかった。少なくともブラックに関してはプラスチッキーな印象は受けない。ゴールドの方はまた印象が違うかもしれない。

X70とXF10

X70とXF10

両者搭載しているレンズはまったく同じだと思われる。同条件で撮影した写真を見比べると四隅に残る歪曲具合が同じだった。その比較写真は次の記事に載せる予定。

以下、XF10で撮影した写真。

ISO200, 18.5mm, F5.6, 1/400

ISO200, 18.5mm, F5.6, 1/400

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/600

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/600

昔はこういうビルを味気なく感じたものだが、直線を意識して撮影するようになってから好きになってきた。直線がばっちり直線に写るレンズはやはり良い。

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/900

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/900

前ボケと後ボケ。なだらか。

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/1000

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/1000

APS-Cセンサーとはいえ18.5mmと焦点距離が短いレンズなのでピント位置が少し遠くなるとボケは小さくなる。ただ、ざわつくようなボケになることはほとんどなかった。

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/300

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/300  LRによりコントラスト調整

色の対比がきれいだと感じ撮影。黄色い葉は少し陰に入っていて暗かったのでRAW現像時に調整して明るくした。

 

ISO200, 18.5mm, F5.6, 1/100

ISO200, 18.5mm, F5.6, 1/100

日本大通りにある洋風建築。この建物の一階に入っていたレストランはコロナの影響か閉店してしまった。

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/950

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/950

イセザキモールの一本裏の路地。あまりきれいな場所ではないものの、この界隈は風景として魅力的。最近見かけなくなってきた野良猫もこの辺りにはまだいるので撮影者としてはうれしい。

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/900

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/900

光芒とゴーストがいい感じで出た。基本的には逆光にも強い。

ISO200, 18.5mm, F5.6, 1/350

ISO200, 18.5mm, F5.6, 1/350

花咲くシマトネリコ。最近あちこちで見かけるようになった気がする。葉色が明るく涼しげなので人気があるのだろう。

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/1000

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/1000

桜木町駅高島町駅の中間くらいの場所にある料理屋。その店先を飾るブーゲンビリア

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/1000

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/1000

幹を辿っていくと植木鉢……でも根っこは間違いなく地面を掘り進んでいるはず。

2016年に撮影された写真ではまだ店名が見えていた↓

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/500

ISO200, 18.5mm, F2.8, 1/500