らじるらじるでNHKの歌謡スクランブルを聞いていたら、曲目にない女声歌手の歌が流れてきた。
「あれ?順序からすると今は男性歌手のはずだけどな」と思って調べてみると私が女声と誤認したのは「あいざき進也」だった。
不思議なことに映像が付いていると印象が変わってしまうのだが、ラジオで初めて聞いた時は女性の声にしか聞こえなかった。
女声音域かと思いキーボードで音を拾ってみたが、ごく普通の男声音域で、たとえばスピッツやヒゲダンよりずっと低い。
女声っぽく感じる要因の一つは発声の瞬間、アタックの付け方かなあと思うが、そもそもの声質、声の柔らかさが特別だと感じる。
声の男女差を音の高さではないところに感じて、声はおもしろいと改めて思った。
話は逸れるが昔の録音はピッチが高くなっているものが結構ある。ラジオで聞いたのもリンク先の音源も高め。当時の現場でそもそも高めにチューニングしていたのか、記録媒体の劣化でこうなったのかは分からない。音探しの際にキーボードを叩いていて気付いた。ピッチを変更できるキーボードで少し高めにすると違和感がなくなる。リンク先の音源はA=448Hzあたりじゃないだろうか。自信はない。