オールドレンズ
プロミネントノクトン50mm と ライツミノルタCL フォクトレンダー社のカメラ「プロミネント」の標準レンズ。ノクトンはライカLマウントのものがその希少性で有名だがこちらが本元。光学系が違うレクタフレックス用もあるらしい。 レクタフレックス、幻のレン…
Takumar 1:3.5/200 タクマーの巨大望遠レンズを入手したので持ち出してみた。撮影に使用したカメラはα7SIIとα7RIIとK-1。 α7SII + Takumar 200mm F3.5, ISO640, F3.5, 1/30 このくらいの焦点距離になるとボケが大きいから幻想的な絵になりやすくて、ファイン…
戦後カールツァイスのイチゴゾナー。中古市場でそこそこ見かけるレンズだが、きれいなものは少なくカビやクモリを持つものが多い。状態の悪いレンズを安く買って分解清掃して使おうとする方もおられると思うので分解記録を載せておく。なお、このレンズは貼…
前回デジカメで使用したビオゴン21mmをContax IIaに取り付けて撮影してきた。使用したフィルムは廃番になって久しいトレビ。使用期限を10年過ぎていたものの購入以来ずっと冷凍庫に保管(放置)していたため特に劣化もせず問題なく現像できた。 デジタル化する…
1953年10月に発売されたコンタックス用広角レンズ。35mm判カメラでこの画角(対角90度)のレンズは世界初だったらしい (クッツ著『コンタックスのすべて』)。 フジのXF14mmやシグマのDP0といった21mm相当のレンズが好きだったので、その始祖とも言えるビオゴ…
1929年に生まれたハイスピードレンズ。 製造開始は1932年、この個体はシリアルナンバーから1933年の製造と思われる。 大きな前玉である。レンズ構成は3群7枚。レンズコーティングのない時代には反射面の少ないこの構成が有利だったそうで、当時としては驚異…
クイーンズスクエア前みなとみらい駅の入り口 この間清掃したトプコールをA7RIIに付けて撮影してきた。 焦点距離が長いのでボケが作りやすく楽しい。やはりボケで遊ぶにはこれくらい必要になるなと感じる。と言っても街中で使うには画角がやや狭く、撮影でき…
フォクトレンダー社のプロミネント用交換レンズ、ウルトロンをマウントアダプター経由でα7RIIに装着して撮影した。 本来は↓このようなフィルムカメラに付けられるレンズ。 レンズ側に繰り出し機構はないのでヘリコイド付きのアダプターが必要になる。 今回は…
下記記事にて紹介した戦前ツァイスの沈胴式ゾナーにコーティング処理が施されたものを入手した(写真右)。 レンズコーティングは1935年にツァイスが特許登録した技術で、戦前タイプのレンズでもコーティングが施されたものは存在してはいるがそれほど多くは…
今回紹介するのは戦前カールツァイスイエナのコンタックス用標準レンズ。 当時の交換レンズ群ではもっとも安価だったようで、価格はF1.5ゾナーの1/4とのこと。今で言うキットレンズのような扱いだったのかもしれないが、細工は結構凝っていて工芸品としての…
今回取り上げるのはキヤノンのLマウント標準レンズ。Serenar銘のものとCANON LENS銘のものがあるようだ。公式ページに記載がある。 ここで紹介するのはCANON銘のもの。 オークションでリサイクル店から購入した。未検品の「ジャンク扱い」品ということでまあ…
ドイツが東西に分裂していた頃の西側カールツァイス製ゾナー。このレンズの銘板にはZeiss-Optonと刻まれているが、これは西ドイツツァイスがCarl Zeissを名乗る前の社名(Zeiss-Opton Optische Werke Oberkochen GmbH)。個人的にはZeiss-Opton銘の方がCarl …
α7にソニーのゾナーではなくカールツァイスのゾナーを装着。戦前に製造されていた沈胴タイプの50mmF2。沈胴させると次のようになる。 シリアルナンバーから1937年に製造されたものと思われる。このタイプはまだレンズにコーティングが施されていない。 レン…